日本の職人技 BY 永峰 英太郎

目的

職人からシステム開発に通じる部分がないか?

読んだ感想

サブタイトルは、「松井のバット、藍ちゃんのゴルフクラブをつくる男たち」。
10名の職人の話が書かれている。
彼らは、物を作ることとは何かを日々考えていると思う。
2つほど紹介する。


イチロー松井秀樹のバットを作っている久保田五十一(くぼた いそかず)のことば。

P32
「いい悪いは、私が決めるものじゃない。お客様が求めているのだから、いい悪いは別の問題になりません?別の意見を押し付けたのでは、趣味の延長線上になってしまいます。」

考えさせられます。システム開発時に「これはユーザが使うだろう」と思ってつけた機能は意外といらない機能となることがある。
客(ユーザ)が何を求めているか、それが一番大事。
その内容を噛み砕いて、引き出すのもシステム開発の一つ。
このスキルを上げたいと、日々奮闘しています。


中村俊介のシューズを作る松下尚紀のことば。

P49
人間が持っている素足の機能って、最高なんです。それを損なうもの作りは絶対にしてはいけない。
そのなかで、なぜスパイクは必要なのかという基本に立ち返ると、素足だと怪我をしてしまうことに行き着く。でも、選手のパフォーマンスの邪魔をしては意味がないんです。選手を守りながらも、パフォーマンスを最大限引き出すシューズを提供する。これが、私の役割だと強く感じています。

システム開発に置き換えると、この機能がなぜ必要なのかを毎回考える必要がある。
そのために、たとえば画面仕様書なら、この画面は何をするために必要であるという一文を付け加えるだけでも後で見るときにも見え方が違ってくる。
また、可用性やセキュリティ対策を考える際にシステムのパフォーマンスが劣化しないように考えないといけない。
これが以外と難しい。
そこでまだ読んでいないから分からないが、今度、[24時間365日] サーバ/インフラを支える技術 ?スケーラビリティ、ハイパフォーマンス、省力運用 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)を読んでみよと考えている。


物づくりをしている人なら、一読し様々な物を作っている人から何かを得ることができると思います。

オススメ度

★★★★


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