「残業ゼロ」の仕事力 BY 吉越 浩一郎
- 作者: 吉越浩一郎
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2007/12/22
- メディア: 単行本
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個人的なオススメ度(5段階)
★★★★★
読んだ感想
トリンプの社長であった「吉越 浩一郎」の書籍です。
最近著者はたくさんの書籍を出していますね。
私が読んだことがあるのは、2分以内で仕事は決断しなさい。
この本もスピードや無駄を省く点について書かれていれ、よかった覚えがあります。
本書も大変いい。
本書では、残業をすることのデメリットを教えてくれる。
また、日本の会社の問題点も考えされる。
著者は、定年後の時間を本生としている。
その本生をどうやって生きていけるかをポイントとしている。
そのために、趣味や人脈を広げる努力をすることを勧めている。
気に入った内容は以下。( ..)φメモメモ
P33
人生全体を俯瞰し、仕事を人生の一部と捉えて、戦略的に働いていく
P42
仕事が業務時間内に終わらない時は、なぜ終わらないのかその原因を追究し、
問題を顕著化させ解決してしまえば、次からはその仕事は時間内に終わるのです。
P58
定時がきても体力気力が有り余っているようなら、昼間の仕事が薄い
つまり、まだまだ自分には圧縮できる余地が残されている
P70
「work for life」(生きるために働く)
P74
仕事の反対語は遊び
P98
週末 ⇒ 休暇(1週間) ⇒ バカンス(2週間以上) ⇒ 本生
P118
どうしたら長期休暇がとれるようになるかを自分の頭で考え、行動すること
自分の人生が豊かになるように、今から努力するべし。
今日紹介した本は、「残業ゼロ」の仕事力
新宿駅最後の小さなお店ベルク BY 井野朋也(ベルク店長)
新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)
- 作者: 井野朋也(ベルク店長)
- 出版社/メーカー: ブルース・インターアクションズ
- 発売日: 2008/07/04
- メディア: 単行本
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個人的なオススメ度(5段階)
★★★★★
読んだ感想
新宿にある個人店ベルクの商売の本です。
いい本ですね。個人店がどうやってこれから生き残っていくのかがわかる本だと思います。
ベルクには行ったことがないので、本を読んだ印象でいくと是非行ってみたい場所だと感じました。
理由としては、商品にこだわりがある。これが個人的には惹かれます。
また、来店客のターゲットを一人としているので、誰が行っても入りやすそうなのがいい。
本書で気に入った言葉は以下。
P18
従業員が買い物をしないスーパーはダメだ
これは、伊丹十三監督の「スーパーの女」という買い物での言葉。
システムでも同じですね。自分が作ったシステムを自分が使いたいものとして作る。
P26
業者になめられないくらいの知識を
P49
生産者の顔写真を掲げた最初のお店
これは、スーパーに行くと普通に農家の人の写真がありますが、最初に行ったのはベルクらしい。
システム開発でも、作成者の顔写真を公開するといいかもしれない。
P162
お金は目的というより、本来、手段にすぎない。
これは忘れがち。お金は何かを達成するために必要となるもの。
P246
仕事が遊びであり、遊びが仕事であるなら、無駄なことはけっして無駄ではなくなりますし、
あらゆることが知らずのうちに反応し合い、結びつき合い、熟成されていきます。
なかなか出来ないことだが、成功している人を見ると、仕事=遊びになっている気もする。
本書で紹介された本があったので紹介。
経済評論家の奥村宏さんの本。
- 作者: 奥村宏
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2002/01/11
- メディア: 新書
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今、ベルクは立ち退きを迫られている状況。
がんばって存続してください。
今日紹介した本は、新宿駅最後の小さなお店ベルク 個人店が生き残るには? (P-Vine BOOks)
TIME HACKS! BY 小山 龍介
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2006/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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個人的なオススメ度(5段階)
★★★★
読んだ感想
ちょっと古い本ですが、時間の効率化を目指した本で有名なTIME HACKです。
本書を読んで、時間の節約というのは大変重要であることを再認識した。
1日1時間節約できれば、365時間も使える。単純なことだが、なかなかできないのが現状でもある。
最近では、自分でも日々の仕事の作業時間をノートにつけているが、なかなか後から
分析できないの現状でもある。
本書では、Googleのカレンダー機能を使うことによってどのくらい時間を使っているか算出できると書いてある。
Googleカレンダーは確かにいいのだが、本書で使用している週単位のスケジュールを印刷することができないのが難点。
ただ、時間に管理には使えそうなのでちょっと試してみる。
あと個人的に実践したいのは以下。
・ドキュメントフォルダのTODO管理
・ファイルの管理はものぐさ管理
・自分コストの計算
とりあえず、自分にとってやってみたいことはこのぐらいだけですが、
万人向けなので、一読して一つづつ試していき、自分に合った方法を見つけるのがベストだと思います。
今日紹介した本は、TIME HACKS!
デジカメに1000万画素はいらない BY たくき よしみつ
- 作者: たくきよしみつ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 184回
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目次
第1章 嘘がまかり通るデジカメの世界
第2章 間違いだらけのカメラ選び
第3章 デジカメは「買ったまま」使うな!
第4章 「ガバサク理論」で写真が激変する
第5章 デジカメ達人への第一歩
第6章 自由自在にカメラを操る
第7章 撮った写真はサクッと直す
個人的なオススメ度(5段階)
★★★★★
読んだ感想
1年ぐらい前に「Canon EOS Kiss Digital X」を購入してから、
主に子供の写真を撮り続けている。
それでもなかなかいい写真が撮れなくどうしてだろうか考えていたところ
本書に出会った。
いい本ですね。著者が提案している「ガバサク流」がとてもいい。
また、レンズも自分が使用している「18-250mm F3.5-6.3」と同じ。
これはカメラ好きな人から勧められたレンズでかなり活用できています。
ずぼらな自分にとっては、かなりいい。このレンズは買ってよかったと思っている。
また、本書を読んで写真を撮ることは、楽しむことであると思った。
いい写真を撮ろうと気取らず、いろんな機能を試し面白い写真が撮れればOKと
思い、これからは写真を撮ろうと思っています。
写真好きな人なら一読して損はありませんよ。
今日紹介した本は、デジカメに1000万画素はいらない (講談社現代新書)
悪の枢軸を訪ねて BY 雨宮 処凛
- 作者: 雨宮処凛
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2004/12
- メディア: 文庫
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目次
北朝鮮を訪ねて
発狂寸前、初めての海外旅行
行きは六人、帰りは五人
よど号グループの子供たち
普通江の夫婦
10万人大マスゲーム「アリラン」
イラクを訪ねて
「公賓」としてのイラク訪問
イラクの歩んできた道
明るい反米の国
スペシャルインタビュー1
訪イラク20回の木村三浩氏に聞くイラクの現状
スペシャルインタビュー2
駐日イラク大使館の二等書記官、ガザル氏と語る
個人的なオススメ度(5段階)
★★★
読んだ感想
著者は、雨宮処凛(かおり)。
右翼派。反米運動を行っているらしい。
実際に北朝鮮とイラクに行き、その感想が書かれている。
実際に行った人じゃないと分からない部分があるので、そういったところは
ためになったと思う。
また、タイトルが気になった。
「悪の枢軸」とは?
悪ってなんだろうと読んでいて思った。
善と悪なんて、人が勝手に決めているもんだと思う。
今回の本の内容では、北朝鮮とイラクについて書かれているが、
その2国が悪の枢軸と決めつけていいのだろうか?
そういったことを考えながら読んでいくと、
2国の大半の国の国民自体は普通の人である。
それを支配している人が一般論的に問題だとは分かる気がする。
しかし、日本の歴史を見ても同じようなことがあったはず。
そう考えると、2国も徐々に良くなっていくのかもしれない。
ちょっと古い本なので、現状では変わっているが、両国の過去を知りたい人は
読んでみるといいです。
今日紹介した本は、悪の枢軸を訪ねて (幻冬舎文庫)
NTTの自縛 BY 宗像 誠之
- 作者: 宗像誠之,日経コミュニケーション
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/01/31
- メディア: 単行本
- クリック: 156回
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目次
序章 不安な兆候
第1章 NTT技術陣の現実
第2章 サービス開発を縛る「電話」の影
第3章 体制維持にこだわるNTTの事情
第4章 NGNにおける迷走
1999年の分割以降の主なNTTグループの動向
個人的なオススメ度(5段階)
★★★
読んだ感想
NTTといえば、日本中のネットワークを司り、ネットワークの管理も素晴らしいものだと考えていた。
しかし、本書を読んで知ったのは、NTTも一般企業と同じく結構、管理面はいい加減だったりする。
しかも、NTTを動かしている経営層に問題があるように本書では書かれている。
そういった裏事情が書かれており、システム関連で、ネットワークを使う人は一通り読んでいても
損はない本だと思った。
本書のサブタイトルで「知られざるNGN構想の裏側」とあり、
NGNがどういったものか分かるかと思ったが、やっぱり分からなかった。
ちなみに、NGNから現在は、フレッツ光ネクストという商品名に変わっている。
ってことは、やっぱり光の延長ってことなんだろう。
NGNについて、いい説明があれば教えてください。
今日紹介した本は、NTTの自縛
オフィス事務の上手なすすめ方 BY オダギリ 展子
ミスを防ぎ、仕事をスムーズにする オフィス事務の上手なすすめ方
- 作者: オダギリ展子,竹並治子
- 出版社/メーカー: 同文舘出版
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: 単行本
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個人的なオススメ度(5段階)
★★★
読んだ感想
今年の10月25日で、13版で発行されるほどの長寿本です。
事務処理一つでも、個人の能力には差が出ます。
新入社員だけではなく、中堅社員にも読んでもらいたい1冊だと思います。
目次は以下です。
目次
1章 デスクまわりを整理整頓しよう
2章 ファックスは正確に送ろう
3章 コピーを使いこなそう
4章 ファイリングのコツ
5章 書類を自分流にカスタマイズしよう
6章 スケジュール管理を徹底しよう
7章 パソコン処理も効率的に
8章 電話応対をスムーズにしよう
9章 社内の会話の注意点
10章 オフィスの常識を会得しよう
現在の自分が使えそうなテクニックとしては、以下ぐらいかな。
・針が平らに綴じられるホッチキスを使う。
製品としては、こんな感じ。
http://bungu.plus.co.jp/sta/product/office/fl_karu_hit/fl_karu_hit.html
・黄色の蛍光ペンを使いチェックする。コピーしても色がつかないため。
その他にもたくさんのテクニックがあるので、個人にあったものをチョイスして実践してくみてください。
今日紹介した本は、ミスを防ぎ、仕事をスムーズにする オフィス事務の上手なすすめ方