ストレッチ・メソッド BY 谷本 道哉 , 石井 直方

5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる ストレッチ・メソッド (カラダをつくる本シリーズ)

5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる ストレッチ・メソッド (カラダをつくる本シリーズ)

個人的なオススメ度(5段階)

★★★★

読んだ感想

ストレッチの本がほしくて購入した。
まだ数日しか実践していないが、ストレッチ本として注意点や
どこの部位が影響するのかが書かれているため、自分にとって
必要なところだけ実践すればよいのでいい感じです。
また、スポーツ種目別もありますので、そちらを参照してもいいです。

これから寒い季節になるので、なるべく関節や筋肉を伸ばし、
運動しても怪我をしないように、本書でストレッチを行っていきたいと思っています。


今日紹介した本は、5つのコツで もっと伸びる カラダが変わる ストレッチ・メソッド (カラダをつくる本シリーズ)

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バカポジティブ BY 関根 勤

バカポジティブ

バカポジティブ

個人的なオススメ度(5段階)

★★★★

読んだ感想

タレントの関根勉さんのポジティブシンキングの本です。
関根さんといえば、タレントとして芸能界に長くいる存在です。
芸能界では、息が長いことが一番重要である。
そのためには、コンスタントに番組を出て脇役として知名度
上げることだと思う。関根さんはその典型だと思う。

本書では、関根さんの人生哲学があり、一般のビジネスマンにも参考となるはずです。

自分が気に入った言葉は、こんなもの。
「生きているだけで丸儲け」
「今この瞬間に生きてるということが幸せだ」

目次

1 関根のココロ―人生は勝ち負けじゃない(断ち切ろう、不愉快の輪!
偉いも偉くないもない
ほう」取りキャンペーン、やってます
ネガティブ思考は、罰金100円
人生はコンビネーション ほか)
2 関根のホンネ―視点を変えてこんにちは(人間関係の基本はあいさつです
父のひたむきな背中は、子どもの不良化を食い止める
苦境時代に学んだこと
丸裸になって勝負に出よう
大家族の母の妊娠はすごい ほか)


今日紹介した本は、バカポジティブ
新書版もあります。

バカポジティブ (ヴィレッジブックス新書 6)

バカポジティブ (ヴィレッジブックス新書 6)

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残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ BY リヒテルズ 直子

残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ

残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ

個人的なオススメ度(5段階)

★★★★

読んだ感想

オランダに在住している教育研究家が書かれている本です。
本書で著者が言いたいことは、日本という国は良い国である。
しかし、日本は世界では他人の顔色をうかがっているばかりで自分の意見を
あまり持たない国であることを心配している。
そのために、本書ではオランダという国を説明することにより、
日本の社会発展を考えてほしいと願っていると読み取りました。

オランダという国は、自分にとって縁が全くなかったので知らなかったのですが
本書を読む限りいい面がたくさんありますね。


今日本でも問題となっている消費税ですが、オランダでは19%。かなり高い数字です。
ただ、普段の生活品に関しては6%の消費税。贅沢品の消費税が高いのが現実です。
税金の使い道としては、教育費が22%、日本の6%に比べて、異常に高い。
日本でも、一律に消費税を上げるではなく、贅沢品にかける。
さらに高速道路、教育費を無料。といった風に行ってくれれば
それほど消費税を上げても文句がでない気がする。


オランダの教育方針は自立することであると感じました。
オランダでは、小学校から学ぶべき内容は自分で決めることとなっている。
また、先生から質問することはなく、生徒が問うことから学びがスタートする。
こういったことを幼少から行っていると、普段から考えることを習慣化するため、
様々な疑問がわき、それを解消したいと点から勉強するのだろう。
自分の子供にも、このようにできるかは分からないが、
「疑問を持つこと」「考える癖」をつけさせたいと思っている。


オランダでもいいことばかりではなく、負の面ももちろんある。
それは本書を手にとって読んでみてください。


今日紹介した本は、残業ゼロ授業料ゼロで豊かな国オランダ

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ITリスクの考え方 BY 佐々木 良一

ITリスクの考え方 (岩波新書)

ITリスクの考え方 (岩波新書)

個人的なオススメ度(5段階)

★★★

読んだ感想

本書は、ITのリスクについての考え方が書かれている。
アプローチの仕方は載っていますが、的確な対処法は載っていません。

リスクの定義は、本書では以下のように書かれている。

「事故や被害や損失が生じる可能性」
「被害の規模だけではなく確率の概念も扱う」

確率の変わりに頻度で表す場合もある。

自分が思うリスクの回避策としては、考えれるケースをすべて上げ
その対処法をリスト化することが大事だと思う。
ただ、経験値で左右されるので、チーム内で揉むことが大事だろう。


セキュリティにも書かれている。
セキュリティは、社内の内部要因が高いため、社内教育を充実することが大事だろう。


リスクとは何か?または、リスク学を知りたい人は一度読んでみるといいでしょう。


なお、著者の佐々木氏は日立製作所に勤めている。
自分も一時、日立関連のソフトウェアで働いていたことがあるため、
テスト時のバグの5倍返しが懐かしく思った。


今日紹介した本は、ITリスクの考え方 (岩波新書)

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ウチのシステムはなぜ使えない BY 岡嶋 裕史

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)

ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)

個人的なオススメ度(5段階)

★★★★

読んだ感想

システム開発者として、楽しく読ましてもらいました。
私みたいにアウトソーシングで、いろいろな会社に出向いている人は
よく知っている内容です。


自分が出向いている会社は、中小企業が多いので、要件定義からテストまで
すべて一人、または2から3人で行っている。
意外とこういった人が多いと思っている。


問題点としては、本書でもあるが、
・人月制
・SEの勉強不足
検収の適当さ
このぐらいかな。


特に最近、検収をしていないと受け入れるケースが多い。
検収をしているといっても、実務でテスト的に導入し、問題がなければOKというレベル。
これだと、いろいろあとになって問題が出てくることが多い。
検収するならある程度のテストケースは想定する必要があるものだと思っている。


第3部のユーザとSEの胸のうちはちょっとありえないでしょうね。
実際にあったら、日本のIT産業はダメダメってことになりえる。


会社のシステムを開発する場合に必要なことは、会社の業務を知ること。
これに尽きる。また、業務担当者への聞き込み。これも必要。
この2つを行うことによって、この会社、または業務で開発するものがわかってくる。


タイトル通りに会社のシステムがどうにも動かないと感じた人は読んでください。
決して開発者が悪いのではなく、要件を提示している人も同罪だとわかるはずです。


今日紹介した本は、ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学 (光文社新書)

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勝負脳の鍛え方 BY 林 成之

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

個人的なオススメ度(5段階)

★★★★★

読んだ感想

脳低温療法を発見した脳神経外科医が書いた本である。
決して勝負にこだわった脳トレの本でないです。
勝負脳とは著者の造語であり、普通の生活でいざという時に勝負できるように
常日頃から鍛えておく必要があるということ。


まず、最初に頭をよくする方法が述べられている。
それは以下の四点。

  1. 記憶する能力
  2. イメージ記憶を作る能力
  3. 表現知能
  4. 独創性や想像力を生み出す能力


1と2に関連する記憶法としては、以下の7つのことを注意すればいいらしい。

1.人の話はできるだけ興味を持って、感動して聞くようにする
2.覚える内容にも興味を持ち、好きになるようにする
3.長時間の学習はできるだけ避け、時間を限定して集中して覚える
4.覚える内容を自分の得意なものと関連づける
5.声に出して覚える
6.覚える内容について、自分で独自に考え、勉強する
7.覚えたものは、その日のうちに一度、目を閉じて声に出してみる。

3の表現知能は一つではなく、以下のようないくつかの知能がある。

  • 言語知能
  • 理論知能
  • 計算知能
  • 音感知能
  • 運動知能
  • 空間認知知能

これらがすべて同列であることが望ましいらしい。
スポーツが出来て頭がいい人は、これらの能力が均等に伸びているのだろう。
昔の文武両道とは、科学的にみても適しているのがわかる。


また、著者はスポーツ好きであるため、マラソンの話が多く、市民ランナーとしてためになった。
一番気になったのは、姿勢について、足を主体にするスポーツでは、左右肩甲骨の間に
位置する胸椎を意識すると安定する。ということが書かれている。
これは、金哲彦のランニングメソッドと同じである。肩甲骨と丹田、骨盤を意識することにより
走る、歩くといった行為を姿勢が安定し、スピードにのった走りができる。


脳というのは、バランスを求めている。
様々なことを体験しバランスを保つことで脳は十分に効果を発揮すると考えられる。

自分も偏った脳になっていると思う…
しかし、最近ランニングをやるようになり、少しは改善できたと思っているので、このまま続けたいと思っている。
次にやるのは音感かなぁ〜。これがちょっと弱い気がするからね…



今日紹介した本は、<勝負脳>の鍛え方 (講談社現代新書)

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江戸の下半身事情 BY 永井 義男

江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

個人的なオススメ度(5段階)

★★★

読んだ感想

タイトルに惹かれて読んでしまいました。
感想といえば、いつの時代でも男と女がやることには変わりないってことでしょうね。
感心するのは、人間っていうのは、スケベなことだと精力的に動けたり、頭が回るところでしょうね。
本書でも、いろいろな事例があり、楽しく読める本です。
目次を紹介しますので、興味がある方は読んで損はない本です。


目次

第一章 江戸の生活は楽ならず
・鉄棒曳(かなぼうひき)とのぞき
・六畳間を二組で割床(わりどこ)
・江戸のラブホテル
・雪隠の引札(ひきふだ)
・腎張(じんばり)と腎虚
・月役七日と行水

第二章 性風俗こそ江戸の一大文化
シーボルトもびっくり
・品川の客は、侍と僧侶
・江戸の売春は、今より高いか安いか
・冷やかしが楽しみ
・どんな客がもてたか
・女の陰毛三本を黒焼き

第三章 「フーゾク都市江戸」をのぞく
・吉原 vs 岡場所
・遊女大安売り
・なぜ神社仏閣の門前に岡場所があるのか
・深川七場所
・男色専門、陰間茶屋
・陰間との遊び方
・大女で大もうけ!

第四章 江戸発、「性」の事件簿
・江戸にもいた性同一性障害
・僧侶は医者に化ける
・淫欲の寺
・張形(はりかた)で失神老人
・奉公人の反撃
・師匠の妾と心中
・馬に喰いちぎられた陰茎


今日紹介した本は、江戸の下半身事情 (祥伝社新書)

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