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年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で「豊かな」ライフスタイルを確立する!
- 作者: 森永卓郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2003/02/25
- メディア: 単行本
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コメント
本のタイトル通り、年収300万で生活するためには、どうすれば?という視点で読んだみた。
その部分は、第4章に書かれているのでその部分を中心に読んだ。
感想というと、時代は変化しており、年金問題、インフレといった問題が現在はある。
そういったことを踏まえると、なかなか難しいのではないかと思う。
ただ、若い人には一度読んでもらって、アルバイトを通じて様々な仕事を体験して
自分の軸となる仕事を見つけてほしい。
30歳以上であると、本業に差し支えない程度で、小遣い程度の副業を行う方法がよいかもしれない。
後は、趣味を一つでも持つこと。
貯蓄については、定期預金で持てと書いているが、このあたりはケースバイケースでよいかと思う。
自分は、投資信託も興味がある。このあたりは勉強して欲を出さなければ定期預金よりのリターンが
得れると考えている。ただ、実践していないため、保障はできない状態でもある。
最後に言えることは、政府のことを鵜呑みにせず、自分で経済の動向を分析、生活の計画を行うことは
大事である。その部分を自分なりに試行錯誤して行う。これだけかな。
チェックポイント
・様々な仕事を経験するなかで、社員がどのような仕事をしているのかをしっかり把握して、
一番自分に合っている仕事を見つけ、そこからあまり浮気をせずじっくりと腰を落ち着けること。
・副業/複業を行う
・生活レベルを落としても生活はできる
・お金のない人はリスクをとらず、定期預金でお金を持っておく
・老後生活のためにお金を準備する余裕があれば、老後の生きがい作りのために投資した方がよい。
目次
まえがき
1章 日本経済に起きた「最大の悲劇」
2章 日本に新たな階級社会が作られる
3章 1%の金持ちが牛耳る社会
4章 年収300万円時代の「豊かな」生き方
あとがき